半永久稼働=蓄熱サイクル発電器

産総研が開発し現在も更なる性能向上に向けて取り組んでいる、「蓄熱サイクル発電器」(特許申請中)。地球上どこにでも発生する、一日の温度変化を特殊な相転移材料でエネルギーとして貯蔵・放出を繰り返す。 発電消費の電力バランスを取ることにより、電池交換不要の半永久型自立電源となる。 ㈱エナジーハーベストはこの画期的なアイデアを社会実装する事を目的に設立されました。

革新的ゼーベック素子開発への協力

200年前に発見された、温度差を電気に変換するゼーベック効果。 その最高性能素子として、レアアースのビスマステルルが君臨してきた。これを超える性能を普遍金属で作り出すことを目標にJST未来の大規模プロジェクト型でNIMS物質材料研究機構の森ナノ材料分野長がPMを務めるB2Cプロジェクト。当社はこの先ずNIMSと熱電発電素子の社会実装研究について共同研究企業となります。

IOT自立電源として、周辺機器との整合性

蓄熱型サイクル発電器の発電能力はこれから本格設計する機器のサイズにもよりますが、熱効率や実装上のサイズでは、一日辺り数十~1百ジュールと想定されています。連結して出力アップする手段は別にしても、やはり非常に微小な電力です。しかし、同時に電源化を支えるIC類、2次電池、更にはセンサーや無線も省電力化が飛躍的に進んでおり、これら周辺機器との最適な組み合わせが実装化のカギとなります。

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